220323|プレスリリース|水産総合研究センター

プレスリリース

平成22年 3月23日
(独)水産総合研究センター
大型クラゲの分布を的確に把握する調査・技術の進展
-日本水産学会や日本海洋学会で発表-

 独立行政法人水産総合研究センターは、昨年も大量発生した大型クラゲ(エチゼンクラゲ)の漁業被害防止や発生予測のため、分布を的確に把握する調査や技術の開発について、日本水産学会および日本海洋学会で研究成果を発表する予定です。


■平成22年度日本水産学会春季大会(3月26日(金)~30日(火)日本大学生物資源科学部本館)

  1.  1.「日本海沖合域におけるエチゼンクラゲの鉛直分布と海洋構造の関係」
       講演番号719、 3月27日(土)14:48~ 第7会場

       

     秋季の日本海沖合域における本種の鉛直分布を調べて、海洋構造との関係について検討をしました。その結果、海面付近で本種はほとんど分布しておらず、大部分の観測点で深度40メートル以深に集中していたことなどが分かりました。


  2.  2.「計量魚群探知機と上向き水中ビデオカメラを併用した大型クラゲモニタリング調査」
       講演番号159、3月29日(月)9:24~ 第1会場

       

     大型クラゲ出現初期の分布量や生態などを把握するために、計量魚群探知機や曳航式上向き水中ビデオカメラおよび目視観測を併用して調査船調査を実施しました。その結果、海面付近から100メートル深までの大型クラゲの分布状況が連続的に把握できる可視化情報も得られ、大型クラゲが数10メートル深に多く分布していることが分かりました。



  3. ■2010年度日本海洋学会春季大会(3月26日(金)~30日(火)東京海洋大学)
     
  4.    「日本海沖合域におけるエチゼンクラゲの分布」ポスターセッション番号P46
     立ち会い説明3月27日(土)12:00~14:00、29日(月)12:00~13:00  場所:中部講堂
 

 これまでの大型クラゲ分布調査は沿岸域に集中しており、来遊予測に重要な沖合域の調査例は非常に少ないものでした。このため日本海沖合域での分布動態を把握することを目的に調査研究を実施し、分布傾向を把握しました。


本件照会先:
独立行政法人水産総合研究センター
経営企画部 広報室 広報企画係長 佐野春美 TEL:045-227-2624