おさかな通信 第 158 号 (平成29年11月8日発行)

 読者の皆さま、 いかがお過ごしでしょうか。
 木枯らしが吹き、冬の訪れを感じる今日この頃です。冬支度はもうされましたでしょうか。


【目次】
◆ プレスリリース報告
・(11/01)平成29年度第1回対馬暖流系マアジ・さば類・いわし類長期漁海況予報
・(11/02)水産大学校練習船新「天鷹丸」(てんようまる)の竣工披露式及び一般公開 
◆ シリーズ
・ 食卓を彩るさかなたち
◆ 刊行物のお知らせ
・今号では、刊行物のお知らせはありません。
◆ お知らせ
・研究所一般公開開催のお知らせ(11月開催分)
◆ 今月の壁紙
◆ 採用情報 ◆ 契約に関する情報
◆ Facebookについて
◆ 編集後記
・担当者のひとりごと
◆ 配信手続き
・配信停止・配信先変更等


【プレスリリース報告】
◆ 平成29年度第1回対馬暖流系マアジ・さば類・いわし類長期漁海況予報
 今後(11月~3月)の見通しは、薩南海域における黒潮北縁域の位置は、全般的には「屋久島南付近」で変動する、東シナ海から九州・日本海西部沿岸域にかけての表層水温は、全般的には「平年並み~やや高め」で経過すると予測します。


◆ 水産大学校練習船新「天鷹丸」(てんようまる)の竣工披露式及び一般公開
 水産大学校練習船「天鷹丸」の代船建造を行い、安全性の向上、居住環境の向上、排ガス規制等の国際規制に対応し、船舶運航及び漁業実習に対応する設備のほか、調査・研究設備及び研究室を備え、研究部門の調査船としての機能を併せ持つ最新の練習船として竣工しました。
 今般、関係者による竣工披露式及び一般公開を開催します。



【シリーズ】
◆ 食卓を彩るさかなたち - 93 「カサゴ」

 食用にされる身近な魚介類を紹介していきます。第93回は、大きな頭部が特徴的な「カサゴ」を紹介します。

 カサゴは、フサカサゴ科カサゴ属に属する海水魚です。北海道南部から九州、沖縄にかけての水深数十cmの浅場から200m前後までの岩礁域に広く生息しています。昼は物陰に潜み、夜はエサを探して活発に泳ぎまわります。肉食でゴカイなどの多毛類や小さなエビなどの甲殻類、小魚などを大きな口で捕食します。

 体長は成魚で25cm~30cmに達します。頭部や口、ヒレが大きく、背が盛り上がった形をしています。頭部が大きく笠をかぶっているように見えるところから、この名前が付けられたと言われています。頭部や背ビレ、腹ビレ、尻ビレなどに発達した棘があります。体色は生息環境によって差があり、浅いところにいるものは周囲の岩や海藻の色と同じような褐色で、深場にいるものは赤色となる傾向があります。

 カサゴは「卵胎生」であるため、雌雄が交尾して、雌は卵ではなく仔魚を産みます。交尾期は秋から冬にかけてで、受精後、ふ化するまで1ヶ月~3ヶ月ほど体内で守り育て、その後全長4mm程度の仔魚が産み出されます。その数は一度に数千から数万尾で、これを2~3週間間隔で3~4回繰り返します。産まれた仔魚は1年で7~12cmほどになり、早いものは1年で成熟します。寿命は10年前後といわれます。

 調理をする際は、背ビレや胸ビレなどに鋭い棘があるので注意が必要です。身は透明感のある白身で、冬季は身に脂がのり、とても美味といわれます。特に皮目を炙った霜造りは風味がまし、香ばしさも加わりお勧めです。アラからは良質の出汁が出るため、鍋料理や味噌汁、お吸い物にも適します。また、唐揚げ、煮付け、蒸し物などで食されるほか、洋食としてアクアパッツアやブイヤベースの素材として用いられるなど、さまざまな調理方法でおいしくいただけます。


詳しい情報は、以下のホームページをご覧下さい。
→水生生物情報データベース


【刊行物のお知らせ】
◆ 今号では、刊行物のお知らせはありません。


【お知らせ】
◆ 研究所一般公開開催のお知らせ
 水産研究・教育機構では、研究の内容や成果を多くの皆さまに知っていただくために、 研究所の一般公開を実施しています。11月に行う一般公開は以下のとおりとなっています。
 入場は無料ですので、お近くにお越しの際は是非お立ち寄り下さい。

 水産工学研究所 一般公開
  ○日 時:平成29年11月11日(土) 10:00~15:00 
  ○場 所:水産工学研究所 (茨城県神栖市波崎)



【今月の壁紙】
 水産研究・教育機構は壁紙カレンダーを無料で配布しています。
 2017年11月、12月の写真は、「大マダラ!」です。



【採用情報について】
 水産研究・教育機構では、平成30年4月に船舶職員の採用を予定しております。



【契約に関する情報】
 水産研究・教育機構の入札等に関する情報を、ホームページ上で公表しています。



【Facebookについて】
 水産研究・教育機構では、Facebookを通じて様々な情報を発信しています。アカウントをお持ちの方もお持ちでない方も、是非一度、覗いてみて下さい。



【編集後記】
 11月12日は皮膚の日です。皮膚についての正しい知識の普及や皮膚科専門医療に対する理解を深めるため、「1112(イイヒフ)」の語呂合わせで日本臨床皮膚科医会が1989年に制定しました。
 今月くらいから乾燥肌に悩まされはじめる人も多いのではないでしょうか。乾燥肌を防ぐにはビタミンを豊富に含む野菜を摂るといいそうです。寒い冬にはたくさんの野菜をいれたお鍋がいいかもしれませんね。                                  (担当:W)


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